設計依頼を受けているお客さんから「家相をしっかり見て欲しい」と
言われていて、現在苦戦しています。
家相は、全然気にしない人と、ものすごーく気にする人がみえますが、
気にする方になるべく的確なアドバイスができる様に、年に何回か
家相の研修会に参加しています。
「そんな研修会があるの?」なんて思った人もいると思いますが、
そう、あるんですよ、そんな研修会が。
研修意外にも家相の本なんかも読んで「へー、ホー」と関心しつつ勉強してます。
家相を見るにあたって、まず方位を見ます。
建物に対して東西南北がどっちか?を把握します。

(専用の方位板でチェック!うーんどうかなー?)
方位が分かったら、一般に家相で一番大切な鬼門を見ます。
鬼門は表鬼門と裏鬼門があり、方向としては東北の方向と南西の方向です。
ここに水や火を使うもの(トイレ、お風呂、洗面所、台所)を配置してはいけない
と言われています。
それ以外にも、ここは火は良いけど水はダメとか、玄関はこの方向に・・・などなど
かなり制約を受けます。
・・・・・が、現在の住宅事情で、完全に鬼門などを外して水や火を配置する事は
かなり困難なのです。完全に避ける事は多分不可能じゃないかな?。
とは言うものの、気にしている方にとってはとても重要な事なので、
完璧を目指して設計しています。
所で、すでに家を建ててしまっていて、改めて家相を見たら、あんまり良くなかった
という方!
ガッカリしなくても大丈夫ですよ。
家相はこれから建てる家に関してのアドバイスばかりじゃあなく、
建ててしまった家でも、家相を知る事によって、悪い所を改善する事もできます。
家相と似たもので、風水というものがありますが、これなんかは
悪いものを寄せ付けない為にはどうする?という発想なので、これらを
組み合わせて邪気を寄せ付けないなんて事も可能だと思います。
でも、僕が思うに(完全に個人的な意見です)、家相とか風水などは、
バカにしていませんが、大切な事は、その人の考え方1つだと思います。
悪い事があったとしても、それを前向きに受け止める事が大事なのではないか?
と日頃から思います。
・・・と言っても、それってなかなか難しい事ですけどね。
前向きな心を持つ様にお互い頑張りましょうね!


